ちまき作り

今日は、すずらんユニットでちまき作りです。

職員より手慣れた手つきで包んでいきます。

みんなでワイワイ楽しいです。

職員も必死です。老人ホームの職員は笹が包めなければいけません。

当然、笹も職員が山から取ってきます。

棒にさしてから包みます。

きな粉、さとう、砂糖醤油で美味しくよばれます。

立派なちまきが出来上がりました。
ごちそう様でした。


※余談ですが・・・ちまきの時期にはいつも話します。
(以下長文です。興味のある方のみお読みください。)

私は、18年前、皆生S苑に転勤になり米子にやってきました。
そして、私はちまきの時期に大山へ笹を取りに寮母主任他3名で出かけました。
現場に到着、おのおのが笹を求めて山の中へ入り30分で沢山の笹を取ることができました。そして苑に戻りました。
苑に戻ったら寮母主任が笹をきれいに洗っていました。が!直後
「この笹のを取ったのは誰!!!」と甲高い声。
持ち上げた手には、私が取った笹の葉
「はい、私です」
「なぜ、こんな取り方するの!」
(私)??
「こんな短く取ると軸(棒)が作れないでしょう」
(私)? ちまき=軸(棒)=???
他の人の笹の取り方は、上から4、50センチの長さで切ってあります。
私は、葉っぱの部分のみです。

どうやら、長めに笹を切り棒を作成して、団子の部分に軸をさして笹で巻くようです。
初めて見てびっくりしました。



『私は鳥取県東部の出身です。
東部地区のちまきには、棒が刺さっていません。』


そして寮母主任の怒り(?)も収まったころ、ちまきが出来上がりました。
私も、いただくことになり
「きな粉がいい? 砂糖醤油がいい?」と聞かれました。
(私)???



『私は鳥取県東部の出身です。
東部地区のちまきには、団子に砂糖が入っており何もつけずいただきます。』

そうなのです。西部地区のちまきは、きな粉や砂糖醤油をつけるため、棒に団子が刺さっているのです。(団子にはまったく味がついていません。)
ここで、やっと納得しました。

と、いう話です。
鳥取県の東部と西部とでは結構食文化が違います。
また、ご紹介したいと思います。
(ちなみにですが、私は東部のちまきの方が好きです。)