昨日、ELCとっとりの第1回学習会が開催されました。
ELC:End of Life Care →人生の最終段階に対するケア
ELCとっとりは昨年11月活動をスタートしています。
20名の方が参加されました。
ペアワーク、グループワークを通じて、援助方法を体験されていました。
ペアワークで印象的だったのは
「ネガティブは感情も一旦受け止めて、そのまま返す」ということ。
「早くお迎えが来てほしい」という言葉も、
援助者側もそう思っています、という意味ではなく、
「早くお迎えが来て欲しい。そう思っていらっしゃるんですね。」
と返すことで、思いを共有します。
援助者側が患者さん、ご利用者の全てを理解することはできませんが、
患者さん、ご利用者が援助者側に対して「この人は私を理解してくれる」と思ってもらえることは可能なのではないか。という考えに基づいた
【援助的コミュニケーション技術】です。
多職種で行う事例検討も行われました。
同じケースに対して4グループで取り組みます。
グループでまとめた内容を、リーダーが説明します。
他のメンバーは、他のグループに聞きに行きます。
同じケースでも、いろいろな視点がありました。
他のグループで得た気づき、良い点を元のグループに持ち帰り、共有します。
予定時間を超過しましたが、有意義な研修になったと思います。
次回は8月に学習会を予定されています。
皆生みどり苑 地域交流ホールはどなたでもご自由に使用していただけます。
長時間の利用の場合は事前にご相談下さい。(担当:総務)