虐待防止研修を開催しました

今年の6月に改正児童虐待防止法が成立し、親や児童福祉施設長等は子供のしつけで体罰を加えてはならないと規定されました。

高齢者虐待防止法は2006年に高齢者の尊厳保持を目的として施行されています。

介護保険法では昨年から身体拘束について、今まで以上に厳格化され、適正化への対応を求められることとなりました。

虐待についてより厳格化されていく昨今ですが、当苑では今年もご利用者の尊厳について再認識するため、また日々の自らの介護を省みてさらに良いサービスを提供するために虐待防止研修を開催しました。

講師は昨年に引き続き、YMCA米子医療福祉専門学校の藤原先生をお招きして、ご講演いただきました。

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研修では、

 ①高齢者虐待防止法の概要 

 ②身体拘束廃止の考え方

 ③虐待・身体拘束への道を断つこと

についてお話しいただきました。途中で不適切ケアの映像を見て、「気づき」について周囲と話し合う時間を持つ参加型の研修会で、より理解を深められたと思います。

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今後ともご利用者の尊厳に配慮して、笑顔をいただける介護を行っていきたいと思います。

講師の藤原先生、2年連続のご講演ありがとうございました。

3年目もありましたらよろしくお願いいたします。